切なくなる瞬間

アメリカに短期留学していた時に知り合ったインドネシア人の3人組や 母国の殺戮から逃れて来た中東の女の子がまだアメリカにいるのだろうか? と思いを巡らす。 もしそうであったら立派な米国人になっているであろうと思ったら、 胸がキューンとなった。 き…

素敵なお店

住宅街にある家の1階がイタリアンのトラットリア。 小さな店をご夫婦2人で切り盛りしていた。 素材にこだわり、学びも怠らず、誠実に仕事をなさっている様子。 出来立ての料理とその空間に酔いながら、会話と安らぎを味わった。 暑い夏の日、窓際から見え…

望まぬ変化の中で

恐れずむしろ喜びとして何かを変えようとする人たちが 私には目につくようになって来ている。 生半可の行動力では出来ないことを実行し、 抵抗勢力に阻まれては、その負を逆手にとって勝にひっくり返していく、 そんな賢いひとたちが私には見えている。 大丈…

しゃぼん玉

週末の夕飯後、キッチンで洗い物をしていた時のこと。 「しゃぼん玉だ」という声がカウンターキッチンの対面から聞こえて来た。 ロッキングチェアーに座る夫は酔った体をゆらゆらと揺らしながら、 うれしそうに行方を追い騒いでいる。 見ると、小さな小さな…

かため

先日、ドラッグストアーで歯ブラシを買おうと そのセクションに向かうとお爺ちゃんがゆっくりと行き来していた。 そして、とても自然に「かためってのはどれですか?」と尋ねられた。 お年寄りなのに方言ではなく、とても私にとっては普通だった。 さらに「…

奇跡みたい

愛犬のアトピーの状態が、犬生12年において一番良い。 12年間苦労したのが、完治したのではと思うほどに良い。 1歳の時に発症してから、毎日痒みとの戦い。 色々な部位が傷だらけ、皮がズル剥け、血が滲む事も。 餌を取っ替え引っ替え、体の手入れを毎…

一番のライブ

思い出した話だが、残しておきたい。 人生50年以上の中、私の一番ライブは2014年に見た竹内まりあさんのステージ。 そんなに多くのコンサートを見たわけでもなく、音楽マニアでもないのだが、 心に響く思い出のライブになった。 彼女も音楽のプロだが、結…

いつもの季節に

いつもの季節にいつもの事が出来る喜びに、心から感謝する。 宮崎の山奥から届くシュトレンが私の12月のお楽しみ。 そして、我が家の二人だけの忘年会はふぐで締める。 贅沢だ。 毎日を急がず丁寧に、質素でも美味しい生活を心がけよう。

寂しい想い

同僚が昨日で職場を離れた。上司とのいざこざが理由である。 二人の間に流れた空気や実際のやりとりは計り知れないので、 その理由についてに関しては彼女、上司ともにかける言葉はない。 ただ、私とその同僚との関係に感謝を述べた。 職場に貢献してくれた…

やる気

やる気の全くない子に教えることに疑問を感じている。 無理矢理に勉強を教えて何になるのだろうと思っている。 その時間を自由時間にしたらどうなるのだろうか? そのほうがよっぽど彼らにとって幸せで有益になるのかもしれない?

お好きなように

夫から昨晩「お好きなように」と言われた。 どうも肯定的に捉えられないのは、私がひねくれているせいか? OKを意味しているのだが、その日本語に隠されているニュアンスは 突き放した、呆れ果てたという含みがあるような。 どうなんだろう? 調べたらこんな…

時の流れ

書き残しておかねばならないと思っていた出来事が 日々の時の流れとともに薄れて行ってしまう。 その時に感じたビビットな感情がなくなって行ってしまう。 あんなにも素敵な笑顔を見れたのに。 それがどこから来るものなのかを探ってみたのに。 「私の両親は…

カメラを止めるな

制作費300万円の映画が日本中の話題をさらうのはとても愉快だ。 夢や希望を与えてくれる喜ばしいニュースで痛快だ。 構成が素晴らしく、役者のキャラも立っていた。 彼らが無名だということにも大拍手を送りたい。 こんな普通の娯楽映画がもっともっと見たい…

金農

日本中が大フィーバーした金石農業野球部。 私も応援していた。 準優勝にも関わらず、優勝校よりもマスコミに取り上げられ、 大騒ぎされることに対して苦言を呈されている方々もいるようだが、 国民が高校野球の原点に戻りたいと望んだ証ではないかと思う。 …

子供の頃、本を読まない子だった。 母が見かねて私が3〜4年生の頃、私を学校の読書サークルに入れた。 私は本を読んでいるといつの間にか他の事の空想を始める子供だった。 だから本の内容は頭に入らなかった。 よーく覚えている。 その読書サークルでの一…

アメリカの高校生

アメリカ大統領の中間選挙に向けて、 高校生が銃規制の運動を強めているというニュースを見た。 フロリダの銃乱射事件が起こった高校の学生の言葉が 真っ直ぐに私の心を打った。 「銃で人が死ぬなんておかしい」 「僕たちは死ぬには若すぎる」 本当にそう。 …

tattoo

私も書いておこうtattooについて。 私にとってtattooは刺青ではないという感覚だ。 日本では歴史的にその筋の方々の象徴のように刺青が存在してきたのだろうが、 私にはとてもそれが、狭い狭い見方であるとしか思えないのだ。 今はファッションの一種。 いや…

次々とくる台風

ここ数日、毎日強い風が吹き荒れている。 天気も晴れたかと思えば、真っ暗になりスコールような雨が降る。 変な天気だ。 入道雲がモクモクとし、その横で真っ黒い雲が迫ってくる。 綺麗な青空から太陽がパッーと照りつける時はまだまだ真夏を感じる。 台風が…

土が詰まった爪先

夕方遅く塾にやって来た野球少年に、 今日の高校野球決勝戦を見たと小さな声で質問した。 「イエ、練習があったんで」と。 そうか、甲子園を目指す子供達は試合など見ずに自分の練習をしてるんだ。 試合を観戦出来ているのは外野の人々だけなんだ。 そんな彼…

心の通い

大型スーパーに行った時のこと、エレベーターに乗ろうと思っていたら、 隣の歩く歩道下りで2歳児ぐらいの女の子が泣き出しそうになっていた。 お母さんと買い物カートが先に行ってしまい、 彼女は怖くて歩く歩道に乗れないでいた。 私の体が動いた。彼女の…

気持ちよさ

今朝は屋外に出た時、気持ち良さにほっとした。 体がほっとした。そして、心もほっとした。 明らからに緊張がほぐれた。 あまりにも暑いと体も心も緊張するんだとわかった。 気持ちがいいと思える気温は確かにあると実感し、 人間には厳しすぎる環境になりつ…

探しもの

絶対にあると信じて物を探すと見つかる。 どこ行ったのだろうと目だけで探すと見つからないことがある。 その違いは確かにあるような気がしていた。 昨日の2歳児子供の発見のニュースは、 私にも幸せを運んで来たくれた出来事だった。 ボランティアの叔父さ…

自主練

夫の「家で練習したらいいじゃん」というつぶやきを 「ヨガなんて遠くまで行ってお金かけなくても、自分で練習すればいいだけなのに バカみたい」と私の心は翻訳した。 ひねくれてるマイナス思考のやな奴だよな、自分。 翌朝、週末なのに犬に起こされ、極暑…

過小評価

昨晩の練習はきつかった。 毎回、体の状態の違いが分かるのが面白い。 でも、師には調子悪そうに見えなかったようだ。 「今日は体力ないです」と言えば、鼻で笑いながら ここまで出来る人が体力ないなんて…。 励まされたようで嬉しかった。 シャバアサナ(死…

一人相撲

憂鬱なここ数日。 先のことを想像しては悲観的になる。 自分の願いは固く。 でも、相手の理想とは違うことになるだろうことに絶望的になる。 信念に近い何かがムクムクと心に膨れ上がり、絶対に譲れない。 一人相撲をする毎日。 茂木健一郎さんの言葉を信じ…

優勝

バトミントンの桃田くんが世界選手権で優勝した。 本当に嬉しく思った。 不祥事で一旦は潰されかけた。 でも、関係者を始め世間一般の風潮が 何となく許すという流れに乗った。 「清さの一回性」という理論がいつも日本にいる私を縛り付ける。 大学で最も印…

心を見つめる

辛いことは頭でなく心で感じているような気になる。 だから右手で心臓あたりに手をよく当てて願いをかける。 なんでこんなこと考えるんだろうと辛く思う時は瞑想がしたくなる。 妄想が止まないが、静かに座ることが大事かと思って。 夏真っ盛りの早朝。 蝉時…

こどもの気

小さな子供がいつもの静かな空間でうろちょろする。 集中力が散漫になり、いつものように心静かに自分を見つめられない。 どんどん動作は進むが、とても乱雑だ。 いつもは自分の中にある意識が、子供を追う。 いつもの空間に子供ひとりが入るだけで、 取り巻…

思春期

ブスッとした表情で教室に入ってきた高一女子。 どうも親と喧嘩したらしい。原因は成績のこと。 そこから始まり、最後はバカはもうダメだねと落ちるところまで落ちて行った。 でも、日が変わればものすごい勢いで突進して来て、 楽しそうにまくし立てる場面…

Lady Bird

サクラメントに住むアメリカの女子高生が大学生になるまでの話だが、 母との確執に格闘し、家族、友達、ボーイフレンドとの関係に悩み、 道を外れては大切だと思うところに戻ってくる。 都会と田舎、アル中、鬱、失業、ゲイ、高校生の性、敬虔なカトリック教…