2015-01-01から1年間の記事一覧

いわゆる第九

いつから日本では年の瀬恒例となったのか、いわゆる「第九」を聞きに行った。 ヨガの師匠が歌うのでお誘いを受けてのクラッシック音楽鑑賞。 ベートーベン 「合唱幻想曲ハ短調作品80」 「交響曲第9番ニ短調作品125『合唱付き』」 @大分いいちこグラン…

映画感想

007 スペクター 007シリーズ初鑑賞だったが、「洗練された」その一言に尽きる。 メキシコシティーの死者の祭りで始るが、シックな映像で感動が始まった。 すべての景色がとても品がある。 スーツもドレスも車も建築物も浮かずに人物を引き立て、惚れ惚…

喜ばしき現状維持

アシュタンガヨガをしていて最大の悩みは 「いつまで出来るのだろう?」ということ。 先日、師匠に雑談としてさらっと言ってみた。 「ヨガを続けることと歳をとることは‥‥」最後は言葉が出てこなかった。 私より10才は上であろう師匠は力強く言った「少な…

映画感想

「WOMAN IN GOLD」 「黄金のアデーレ 名画の帰還」 大分県立美術館でグスタフ・クリムトの《ヌーダ・ヴェリタス》真実の裸身を 鑑賞した流れで、この映画を見ることに決めた。 主人公マリア役のヘレン・ミレンがとても魅力的な人物像として描かれていた。 毅…

読書感想

「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」再生・日本製紙石巻工場 佐々涼子 早川書房 3・11東日本大震災のノンフィクション。 日本製紙石巻工場が被災し、紙造りを再開するまでの実話である。 私も仙台で被災をしたが、被災者なんて奥がましく言えなくなる…

めぐり逢い

「この街には美味しいケーキ屋さんもない」とブツブツ。 でも、今日は自分に目一杯優しくしたくてケーキを買った。 初めて行ったケーキ屋さんの美しく輝くショーウィンドウに並ぶ西洋菓子と、 若くて感じのいいお嬢さんの気持ちのよい接待で、気持ちが少しホ…

海亀の卵と桜島

噴火レベルが引き上げられる前の桜島。 その姿が見えた瞬間に圧倒され、感動が湧き上がる。 それは富士山の時とは違う。 大昔は島。島全体が火山。 力強さが半端でない。エネルギーが満ち溢れている。 この旅で、犬が海岸で何かを見つけて貪り食っていた。 …

高校野球

いつも、物事の本質を突いていると思う知人がブログで、 高校球児が「夢と希望を与えられるようにがんばります」と 言うのを聞いて吹き出したと書いていた。 そもそも、そうゆうことは感じる側が言うセリフだし、 少なくともプロに入ってから発言すべきと、…

すべてのことに意味があるとは限らない

パッションが新しい出会いを運んでくれた。 1時間ちょっと高速道路を走り抜け、 他県までアシュタンガヨガの練習に行ってみた。 今の状況に満足いかず、だから田舎は選択肢がないから大嫌いと腐っていた。 しょうがないと諦めてしまう気持ちも相まって、 た…

ヨガの呼吸をサイエンスする

呼吸器科医師の打越暁さんの「よい呼吸悪い呼吸」という本を読み終えた。 ヨガの呼吸法を西洋医学と結びつけて考えてみたいという、 ちょっとした好奇心から。 緊張した時には深呼吸をしてみるという対処方法は 万人が知る知恵であるが、それを医学的にきち…

からくり

2020東京オリンピックの国立競技場建設計画が白紙に戻るという。 降り出しに戻る、英語ではgo back to square one。 この話を聞いて、政治のからくりを感じざるを得なかった。 公共放送NHKでも、安保やこれから相次ぐ事例に国民感情が これ以上ボルテージア…

向き合う

ヨガではよく「手放しましょう」という声がけをする。 しかし、その時にきっちり向き合って、片を付けないと何十年経っても その事に執着することになるという事実を2例も見聞きした。 ふたつとも恋ばなであるが、50歳過ぎても20代の頃の憧れの人に恋す…

デリコ(ラブサイケデリコ)

夫のお供で出かけたライブ。 彼が10代の頃、純真無垢な心を射抜かれたバンドYMOの高橋幸宏さんが ドラマーとしてゲスト出演するという。 律儀に、ゆうに四半世紀以上もYMOファミリーを追っかけている。 私はお出かけできるという理由だけで付いていった。 …

東京

東京で生まれ育ち30数年。その東京を離れて15年ほど。 離れる時はなんとなくであるが、「東京にこだわりはない」と思っていた。 アメリカサンディエゴ、仙台そして宮崎県延岡市に移り住み、 その東京を思うことが多くなった。 たいへん田舎に来てしまっ…

最後の言葉

ある大学の先生から、彼の執筆した本をとある理由から頂いた。 彼の業界の話が面白おかしく書かれてあり、私のような凡人にも楽しめるものだった。 大志を抱いてその道に進んだわけでもない先生が、今では誰よりも情熱を 持ってその道を明るくしようと、改革…

潮干狩り

思い出そうとしてもこの歳まで潮干狩りをした記憶がない。 たぶん初、である潮干狩りに出かけた。 犬も一緒に小さな船に乗り込み約5分、対岸へ着くがどう見ても無人島。 漁師さんは「こうゆう貝があるから、でもどこにあるかはわからない」と、 言い残して…

沖縄

先日、朝の情報番組で沖縄の基地問題についてレポートをしていたが、 たまたま少し見る機会があったが、どうしてだか違和感を感じていた。 その日、職場である学生が英語学習の相談に来たのだが、 就職のために英語を身につけたいという。「基地で働くとかも…

人間万事塞翁が馬

「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、 また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。 まったく禍福というのは予測できないものである。」という意味のことわざ。 「ピンチがチャンスになり、チャンスがピンチになり得…

ピロリ菌退治

胃がん検診で2年連続して胃炎の診断が下ったので、 1年半ほど前にピロリ菌がいるかの検査をした。 やはり陽性。すぐに除菌するために、1週間抗生物質を飲んだ。 その後、再び検査をして菌がいなくなったかの確認をする。 しかし、まだ陽性の範囲内。 医者…

eco friendly

自然の近くにいると自然を相手にやさしく生きている人達に出会える。 南国宮崎にも一つスキー場があるのだが、そこにほど近い山間でパンを焼き、 はた織りをし、楽しく流れるように暮らしているご夫妻がいる。 石窯を自分で作り、酵母を起こし、焼きあがった…

坐禅

長年ヨガで瞑想をしているので、興味があった坐禅のテクニック。 山の上の曹洞宗の寺で坐禅会を行っているのを知り、参加してみた。 朝6時半、荘厳な本堂。 きらびやかな袈裟の住職と黒袈裟の僧、二人の気と見えない力が充満している。 靴下は脱ぎ、お尻後…

近江兄弟社

メンソレータムで有名な近江兄弟社の創始者がアメリカ人であったことも 知らなかったが、その人ウィリアム・メレル・ヴォーリズは著名な建築家としても 多くの建造物を日本に残していた。 私が実際に目にしていた山の上ホテルや大丸心斎橋店などの重厚な西洋…

図書館併設の◯◯◯

いつも新しい土地で最初に行く病院は歯医者のような気がするのだが、 お気に入りの固いラスクをかじっていたら、歯が欠けた。 さて、どの病院に行くか? 少ない知り合いに聞いたり、自分で調べたり。何でも手探り状態だ。 そして自分で見つけた病院は図書館…

おだいっさん

先週末に、ここ延岡の最大イベントのようである「おだいっさん」が行われた。 日本一大きい弘法大師の銅像があるのだが、命日に併せた法要祭のこと。 里山のてっぺんに銅像がそびえ立っているのだが、 そこまでに辿り着くのに、子宝のお堂、鐘楼、本堂、お稲…

延岡

延岡に来て早4週間を迎えようとしている。 廻りに高い建物がないので必要性を感じなかったのだが、 やっと今日レースカーテンの丈ツメをし取り付けた。 これで家を整えるという作業は終了。 寒くないし、最上階南角部屋で眺めがとても良いので、 厚いカーテ…

クリーニング屋さん

仙台にいた時もクリーニング屋のおばさんと仲良くなり、 別れを惜しんできたが、今日、ここ延岡で初めて行ったクリーニング屋さんの おばあちゃんに色々な話を聞かせてもらった。 人が少ないせいか、見ればどんな状況でここへやって来たのか なんとなく分か…

ラジコ

私はラジオをつけておくのが好きだ。 どうも音がないと落ち着かないのだが、興味のないテレビをつけておくのはもっと嫌だ。 多感な時期に深夜放送でワクワクし、先の震災でも一番頼りになった。 引っ越しで好きなラジオステーションとお別れして来た。 それ…

2週間ぶりのヨガ

引っ越しをして来て初めてヨガをした。 こんな田舎で今までやって来たアシュタンガヨガが出来ることに感謝して。 今度の先生はきっとバレエか体操をやっていたんだろう、 とても柔らかく、力強く、美しくポーズを取る。 サンスクリット語のカウントもハッキ…

ピンポンダッシュ

引っ越して来たまさか初日に、玄関のドアを叩いたり、 チャイムを鳴らして立ち去る、たいへん気味の悪い出来事に見舞われた。 子供の声が聞こえていたが、来てすぐの事でとても不安な気持ちだった。 夫がしばらく玄関の前で仁王立ちをしていたら、小学校3〜…

移動3日目

3泊4日(3/19〜22)の引っ越しの旅も最終日を迎えた。 今朝も「まっさん」時間で8時半ごろ出発。 坂の町、尾道を観光することもなく、自転車乗り憧れのしまなみ海道に向かう。 島を繋ぐ橋を次々と越え、人生初の四国上陸。 お遍路さんが歩くのを見…