引越し

やっと次の家が決まり、引越し業者、引越し日も決定した。

ここまで、あちこちメイルしたり電話したり、期待してはがっかりし、

現実が見えてきて、それならばと自分を納得させつつ、奮起するそんな毎日だった。

 

仮の住処になるかもしれないが、築30数年の賃貸マンションしか

条件に合うところがなかった。田舎では中型犬可の物件がほとんどない。

 

それなら工夫して暮らしてやろうじゃないか。

調べてみると出てくるわ出てくるわ、古い社宅や築50年の団地を

今風に快適に素敵に暮らす人たちが。

 

「古いものが好き」という尊敬すべき人達に共通するのが、物が少ない。

服いっぱいのクローゼットを眺めて、着る服がないと嘆く私は、

心が枯れてると思った。多いに反省した。

 

そして今、せっせと物を整理している。活用していない物は物じゃない。

使ってもらえる人に譲り、新しい物に生まれ変われる物はリサイクルし、

最後の最後に残ったものはゴミとする。

 

食器をバザーに出すには箱がないとダメなんだ。

自治体では陶磁器は不燃物として埋め立て処分している。

引越しを機に、改めていろいろ考えてみる。