上部消化管内視鏡検査
今年も胃がん検診(バリューム検査)で胃炎の診断を受けた。
去年に続き、2年連続。
去年はピロリ菌除菌で対策を施したが、まだ数値が11.7。
10を切れば除菌成功ということだが、徐々に減って来ているので
経過観察で数ヶ月後にまた検査をしようということにしている。
さて、念のために今年は内視鏡に挑戦した。本当に意を決した挑戦だった。
感想は、痛くも痒くもなかったが、麻酔?の脅威を痛感した。
喉の麻酔は、液体を喉の奥に溜めて5分耐えて吐き出す。もっと喉の奥に
溜めなくてはいけなかったのか、舌ばかりがビンビン痺れた。
この喉の麻酔だけで内視鏡を飲む人もいるそうだ。
しかし、私はこの時点で緊張し不安に感じたのと、
前夜、喉の乾燥で咳がたまに出ていたので、
静脈注射をお願いした。
腕に注射液を入れ始め、「なんかふわふわした感じ出て来ましたか?」と
いう看護婦さんの言葉を聞いた後の記憶があまりない。虚ろながら
モニターで自分の体の中を見ていたのは少し覚えているが。
すごい。あの注射は何の薬剤だったのだろうか?
記憶が無くなる感覚というのは生まれて初めてで目から鱗だった。
麻酔は危険を伴うのでたいへん重要なものであるということを
身を以て体験した。
慢性胃炎はたいしたことなく、
自分ではストレスを感じやすいお年頃のせいと思っている。