リオ閉会式

今回のリオはテレビ観戦、それもライブで競技を見捲ることが出来た。 休職中で時間があったので。 競技での日本人の活躍に興奮し過ぎて、オリンピックロスになりかけていたところ、 閉会式の日本のプレゼンを録画(式典はどうでもいいと思っていた)で見た。…

心底に残されたことば

悲しいことに学生時代に恩師と呼べる人がいないのだが、いくつか導いてくれたことばはある。 短大時代の心理学の講義で「清さの一回性」という定説を教示してくれた教授の話は 今でも覚えていて、悲しいが支持していた。いつかこの日本も変わることを信じて…

肩が凝るのは

数年前に義理の母が亡くなり、葬式の出棺の直後に 義理の妹の友達と思われる女性が駆け寄って突然言った。 「帰っちゃうんですか?」と切羽詰まった感じで訴えて来た。 今でも我々は実家とは他県に住んでいる。 今でも思い出すと、とても嫌な気持ちになる。 …

面接

今のことろ2回の面接を受けた。 一度目の職場は、とても不快だった。 おおげさかもしれないが、入室しても全員が書類を見ていて頭を上げないような状況。 聞かれる質問で、何度も強調されていたような気持ちになったことがあった。 嫌味に取れば、「どうパ…

膝痛

何日、何キロ走ったのだろう?膝が痛い。 歩いても違和感があり、走るのはもう限界と体が言っている。 休むのが一番と体と心が一致した。 たぶん下り坂で痛めたのだろうと推測出来る。 悲しいかな、以前はこんな柔な体ではなかったのに。歳には勝てない。 と…

走る

30歳のころ独りになって、力強く生きようと走っていた。 息が上がったときは負けるもんかと自分を鼓舞していた。 暖かい灯がともる邸宅を横目に走れば、もう一度いつか家庭を持つという信念があった。 40を過ぎたことからなんとなく不調が波のように訪れ…

steve cohen

南アフリカで生まれた白人、ユダヤ、ゲイとメジャーから振り落とされていく中、 独自の自己表現として羽をまとい、30センチ位のハイヒールで舞い、街を浮遊する。 肉体パフォーマーである。 色や素材のニュアンスが奇抜であるはずなのに、繊細でかわいらし…

長梅雨

このモヤモヤとした気持ちを払拭したい。 なにがしたいのか?なにが出来るのか? ワークライフバランスなんてカッコイイこと言えるだけ幸せなんだろうな。 でも仕事で病んでしまったら元も子もない。家庭も病んでしまう。 労働条件の優先順位をハッキリさせ…

1時間半かけて投票へ

今回の参議院選挙は選挙権がないと勘違いをしていた。 市区町村選挙は転居後すぐの選挙には参加出来ないからだ。 数日前に虫の知らせで検索してみると国政選挙は必ず投票権があった。 「しまったー」 でも、なぜ知らせが来ないのか? と選管に電話してみると…

バングラディッシュの悲劇

無念だ。悔しい。 どうしてこんな悲劇が起こってしまうのだろう? 志を抱き、日本を飛び出し、他国の幸せのために働く若者たち。 海千山千の経験を持ち合わせ、人生の集大成の仕事と思っていたかもしれない諸先輩。 そんな方々の晴れやかな人生を突然奪って…

ハローワーク

また職探しが始まった。 毎日、求人票をチェックする。 これはと思うものがあったらハローワークに出向いて、その仕事を紹介してもらう。 徒歩で電車で、今は車を運転して何度も出かけなければならない。 人生で何箇所目のハローワークになるだろうか? 仕事…

英国国民投票

英国でのEU離脱の是非をめぐる国民投票の結果を受けて、 全世界が大混乱をしているかのようだ。 なぜなら誰もが結果とは逆のシナリオを描いていたからという理由もありですよね。 政治家、有識者、そして離脱に投票をした国民の予想も 覆すことになったので…

「引っ越しました」ハガキからのお手紙

5月末に引越しをして3週間が過ぎた。早かった。 そして、親しい友に「引っ越しました」葉書を出した。 続々と連絡をくれる友人らに感謝をしている。 心配をしてくれる友には引越しをした理由をこれからちゃんと説明しようと思う。 それ以前にも、こんな出…

草むしり

新しい家には庭があるが、前住人はどうも手入れをしていなかった様子でlivelyでない。 大家さんが我々の入居前に一応手入れをしてくれたようだが、芝は一部しかきれいに張っておらず、 一雨ごとに名前知らずの草ばかりが目立つ。 家の中が片付いてきたので、…

ありえないことを考えさせる素質

今のヨガの先生に出会って約1年。 1時間10分ほど車を走らせ通うお宅は、城垣を眺められる木の家。 先生の旦那様も体のメンテナンスのプロであるが、なかなか興味深い人。 赤ちゃんや子供と対等であり、すぐ友達になれる人。 その彼が今日も私に課題を与…

母の日

父が80歳、母が76歳。元気でいてくれて、それだけで幸せ。 両親が仕事を辞め、心配していた父よりも母の方を気にかけることが多い。 引退した後は、父の方が萎えてしまうのではと心配していたので、 本当に意外であった。 5年前に妹が亡くなり、ストレ…

愛する清志郎

ゴールデンウィークに忌野清志郎さんのライブコレクションの番組を見ている。 いっきに35年ほど前のあの時代にタイムトリップしてしまう。 先日、その高校1年生の頃の友人と話していて何十年間も 勘違いをしていたことがあった。それが初めて行ったRCサク…

戯言

本物、上辺だけでなく真髄が正しい。 それを発見できたら生きている意義を見出せる。 それが人だったらさらにうれしい。 価値観ってなんだろう? 好きなところに暮らし、好きな人を友にし、好きなように過ごしたい。 狭い社会で密に濃く生き、ご先祖、お寺、…

思いもよらぬ暖かい気持ち

熊本地震がまだ終息をみせていないなか、あたりまえの風景をこの目で見て心が動いた。 田舎の大学で学生が熊本にむけて寄付を始めたのはあっという間だった。 運ばれてくる大量の物資。水、トイレットペーパー、おむつとそのボリュームを 見ていたら、普段と…

3.11

あれから5年。 知人の回顧記を読んで自分も書いておいた方がいいと思い立った。 あの頃、職場でパソコンのトラブルを抱えており休日に出勤をする羽目になっていた。 その代休としてあの11日(金)は自宅にいた。偶然にもだ。 午前中に新しい大画面TVが届…

お坊さんのパフォーマンス

三十三回忌に際して、お坊さんのお経と法話を拝聴する機会があったが、 私にはどうしても急ぎ足のお経であり、その後の法話も一度聞いたことのある話で 疑問符がつくものであった。 僧侶がお年を召してきているせいであろうか? そもそも仏教の僧侶とはその…

キャンプキャンプまたキャンプ

宮崎に来てよかったことがあった。 それは野球の春季キャンプが見放題なこと。一度行って虜になってしまった。 なにがそんなに楽しいのだろう? よく言われるのが選手との距離が近いということ。 突然背後から現れたりするので、びっくりしたこともあったし…

帰省

今回が初めて、年末年始に宮崎から東京への帰省。 どのようにして帰ろうか迷ったのだが、犬のことを一番に考え車で帰ることを決めた。 宮崎県延岡市を出発、東九州自動車道で北九州から本土へ。 山口、広島、岡山そして神戸、京都を抜けて琵琶湖で一泊。 翌…

いわゆる第九

いつから日本では年の瀬恒例となったのか、いわゆる「第九」を聞きに行った。 ヨガの師匠が歌うのでお誘いを受けてのクラッシック音楽鑑賞。 ベートーベン 「合唱幻想曲ハ短調作品80」 「交響曲第9番ニ短調作品125『合唱付き』」 @大分いいちこグラン…

映画感想

007 スペクター 007シリーズ初鑑賞だったが、「洗練された」その一言に尽きる。 メキシコシティーの死者の祭りで始るが、シックな映像で感動が始まった。 すべての景色がとても品がある。 スーツもドレスも車も建築物も浮かずに人物を引き立て、惚れ惚…

喜ばしき現状維持

アシュタンガヨガをしていて最大の悩みは 「いつまで出来るのだろう?」ということ。 先日、師匠に雑談としてさらっと言ってみた。 「ヨガを続けることと歳をとることは‥‥」最後は言葉が出てこなかった。 私より10才は上であろう師匠は力強く言った「少な…

映画感想

「WOMAN IN GOLD」 「黄金のアデーレ 名画の帰還」 大分県立美術館でグスタフ・クリムトの《ヌーダ・ヴェリタス》真実の裸身を 鑑賞した流れで、この映画を見ることに決めた。 主人公マリア役のヘレン・ミレンがとても魅力的な人物像として描かれていた。 毅…

読書感想

「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」再生・日本製紙石巻工場 佐々涼子 早川書房 3・11東日本大震災のノンフィクション。 日本製紙石巻工場が被災し、紙造りを再開するまでの実話である。 私も仙台で被災をしたが、被災者なんて奥がましく言えなくなる…

めぐり逢い

「この街には美味しいケーキ屋さんもない」とブツブツ。 でも、今日は自分に目一杯優しくしたくてケーキを買った。 初めて行ったケーキ屋さんの美しく輝くショーウィンドウに並ぶ西洋菓子と、 若くて感じのいいお嬢さんの気持ちのよい接待で、気持ちが少しホ…

海亀の卵と桜島

噴火レベルが引き上げられる前の桜島。 その姿が見えた瞬間に圧倒され、感動が湧き上がる。 それは富士山の時とは違う。 大昔は島。島全体が火山。 力強さが半端でない。エネルギーが満ち溢れている。 この旅で、犬が海岸で何かを見つけて貪り食っていた。 …