助けるということ
今朝、ある方のコラムを読んだ。
彼は中東で国連職員の妻を出産時に亡くされた。
それから生まれたての息子さんと二人の生活が突然始まったが、
本当に役立ったのは日本人ではなく外国人の友達のヘルプだったという。
彼が海外生活が長く、オープンな性格ということを語っておき、
とにかく育児を助けてくれる人が欲しかったので、フェイスブックで人を募った。
日本人は血のつながりでは異様に結びつきが強いが、
友達となると男と女という関係性や他人の家に上がりこむ
ということにとてもナーバスな部分があると思う。
こうゆう時の教育を受けてないので、どう接すべきか自信がないというもあると思う。
しかし、助けを求めている人を目の前にした時には、
冠婚葬祭に律儀に出席することが美しいのではない。
彼の妻の葬儀に出席するよりも、家に泊まり込み育児を
手伝ってくれた人がいたそうだ。
その人は「葬儀に出てもあなたと話す時間もないだろう、だから来た」と。