秋の養生
平成25年4月から約1年間薬膳料理教室に通っていた。
突き詰めると中医学の理論を理解しないといけない程奥が深いが、
ごく簡単に気をつけておきたいことを書いておこうと思う。
二十四節気の秋分(9/23頃)に一番気をつけておきたいのは、五臓のうちの肺。
そしてキーワードは「潤肺」。気温が下がって来て空気が乾燥してくるが、
夏の暑気が体に残っているので肺が乾燥。肺を潤すことを気をつけてみよう。
「潤肺」によい食材は、梨。旬を大切にする薬膳ならではのチョイスですね。
ちょっと馴染みがないが、菊の花。解熱、解毒、炎症を抑える作用がある。
更年期ののぼせにも良いと言われている。
薬膳ではすべての食材に温熱涼感のどれかの作用があるとする。
お茶だけでも忘れないように、書いておこう。
温熱 紅茶、杜仲茶
涼感 緑茶、麦茶、ウーロン、ジャスミン、プーアール