南北首脳会議

 

南北首脳会議をテレビ越しにかたずを飲んで見ていたのだが、

あの時の言葉をまた思い出した。

 

アメリカに住んでいる時にクラスメイトの韓国人が北朝鮮との関係を、

我々は同胞であるのでとても残念なことと強調していた。

その時は、立場が違うとこんなにも違う思いを北朝鮮に抱くのかと

疑念混じりの感じ方をしたような記憶がある。

 

両トップの顔はまさに古い友人と再会し、語り合える喜びに

満ち溢れているように見えたことに驚愕した。

特に金正恩氏のあのような表情は信じ難く、

今までの北朝鮮から流れて来る映像が嘘であって欲しいと願ってしまう。

本当に何十人もの命を粛清した男なのか?

 

和やかな政治ショーは大成功に終わったと皮肉を込めて言うべきなのか?

我々日本はこのような融和ムードを信じていいものなのか?

予想をはるかに越えた展開に混乱している私だった。