犬の結末

 

散歩でたまに会うお爺さんが引っ越しするので、犬が飼えなくなる。

保健所に連れて行くとさらりと漏らした。

 

保健所に相談するように説得したのだが、ダメだったようだ。

役所の保護犬のサイトにその爺さんの犬が載っていた。

ここから20キロぐらい離れた場所で放置された模様。

 

夫はその保護犬の写真を見て似ているようだが、痩せすぎていると言う。

それを聞き、きっと飲まず食わずに彷徨って保護されたのではと、さらに涙が出た。

 

自分でどうすることも出来ない自分が歯がゆい。