プライド
4歳児の女の子。
現在、英語の存在を表すbe動詞を学んでいる超エリート。
先日、彼女が「大文字」と書かれていたのを「だいがくせい」と読んだ。
その時、教室には生徒は彼女ひとりと私を含めて先生である大人が3人。
私はその状況がかわいくてクスクス笑いながら訂正した。
その他の先生方からも笑みがこぼれていた。
しばらくして突然彼女が泣き出した。
最後まで何も言わず大声で泣いた。
おとな3人で寄ってたかって彼女の間違えを詰ったと捉えたのだろうと私は察した。
そんな意味で笑ったのでないことを伝え、「ごめんね」と謝った。
そして、間違ってもいいことを力説した。
自信を持って欲しいことを伝えた。
いつも100点満点の優等生の彼女。
失敗を恐れないで欲しい。
人の目を気にして失敗に怯えないで欲しい。