潮干狩り
思い出そうとしてもこの歳まで潮干狩りをした記憶がない。
たぶん初、である潮干狩りに出かけた。
犬も一緒に小さな船に乗り込み約5分、対岸へ着くがどう見ても無人島。
漁師さんは「こうゆう貝があるから、でもどこにあるかはわからない」と、
言い残して帰って行った。
とにかく掘ってみる。ただただ掘る。
調子が出てきて、なんとなく貝が目につくようになった。
その間、犬は自由に走り回り、なにか拾っては食べ、暑くなったら海に浸かりに行く。
掘るのに疲れたら、日陰の砂浜に大の字に寝て、また掘る。
夢中になって2時間ほどでバケツに7割ぐらい収穫したところで終了。
叔父さんに迎えにきてもらおうと携帯を見ると圏外だ。
そうゆう時は一度電源を切ると入るかもしれないと夫より知恵を授かり助かった。
無心に貝を掘った。楽しかった。