Lady Bird

サクラメントに住むアメリカの女子高生が大学生になるまでの話だが、 母との確執に格闘し、家族、友達、ボーイフレンドとの関係に悩み、 道を外れては大切だと思うところに戻ってくる。 都会と田舎、アル中、鬱、失業、ゲイ、高校生の性、敬虔なカトリック教…

海水浴

帰路で気づいたが、海の日に海水浴に行っていた。 犬を遊ばせるのが目的なんだが、12歳の老犬には泳ぎは 辛いのかもしれない。海に流木を投げても取りに行こうとしない。 仕切りに海岸をウロウロして食べられるものを探すばかり。 人間はピカッと晴れた青空…

草刈り

数日前から、今日の朝は庭の草刈りをすると決めていた。 曇りの日を選びたいのだが、天気予報は一週間晴れマークが続く。 色々と段取らないとこの猛暑の中で倒れては困る。 我が家の平日の朝は早いので、一体何時から芝刈り機をかけても 迷惑ではないかと思…

おかしなこと

英語講師の採用テストを受けに行ったら、 数学のテストもさせられた。 数学のテストもしないといけないのかと質問すると、 皆さんにやってもらっていますからと。 おかしい、その答え。全体主義だ。 教室の壁にはお決まりだが、禁止事項が列記されていた。 …

正常化バイアス

BBCラジオでも、日本の西日本大雨被害のニュースを放送していた。 その中でなぜ自然災害が多い日本で、用意周到に準備がされているはずの日本で これほどまで甚大な被害が出てしまったのだろうかというような話があった。 私も不思議でたまらない。 そこで正…

聞いてもらうこと

とにかく自分の考えていることを正直に伝えたい人に話すこと。 そして、それを評価することなく、ただ聞いてもらうこと。 この行為が何より心がスッキリするということを思い切り感じた。 そういえば、このようなカウンセリング方法があったことも思い出した…

城の前でヨガをする

私のヨガの先生の家は城の目前にある。 立派な城壁が残った上には城家が復元されている。 家は自然な材木だけの構造で、床、柱、天井と全て自然木だ。 その2階の練習場の窓からは城が手に届きそうにそびえ立っている。 その自然の家屋で、体のゆったり入る…

羊と鋼の森

宮下奈都さん著の「羊と鋼の森」の映画化。 本屋大賞を受賞したということでよく覚えていた。 小説の一字一句がゆっくりと物語を語っていただろうところが、 とても映画では早足で、どこかすっぽりと抜けているんではと 思ってしまうところもあった。 しかし…

忘れたくない言葉たち

アメリカに住んでいる頃に聞いた言葉で忘れたくない発言をふと思い出した。 韓国人のおばちゃんが「寿司は韓国が発祥なんだ」と断言していたこと。 コロンビア人の女性が「私の旦那は車で人をひいて殺してしまったんだ。 でも、その人は麻薬常習犯だったから…

蒸す日に雨が突然

犬の散歩中に突然雨が降って来た。 6月も最終週になり、昨日は30度を越えたところもあったようだ。 今日は特によく匂いが香った。雨の草の、雨が降り始めに匂うこの香。 もう夏なんだ。 帰宅して少し濡れた犬をタオルで拭いた。 雨に濡れた時の犬の匂い。…

車購入

ゴールデンウィーク頃だったか?車を探し始めたのは。 遂にやっと決めた。 初めは日本の3大メーカーの売れてるワゴン車を見に行った。 その当時は荷物が気持ちよく積めるかを考えていたのでワゴン車だった。 ハイブリッドを初めて体験し、運転席からの視界…

ブランドバック

数十年前に大枚を叩いて買ったブランドバックを売ることにした。 バックの写真を撮り、説明書きをして最後のボタンを押したわずか数分後に売れた。 瞬殺だ。 あまりにも早いので怪しい取引ではないかと疑った。 しかし、購入者とのやり取りを始めると 大学に…

万引き家族

いい映画だったなぁ。 この家族の切ない温かさは堪りません。 皆んなが弱い立場で心が荒んでいるにも関わらず、 お互いを大切に思う気持ちに私の心は打たれた。 本当は家族でもない万引きする集まりなのに。 考えさせられる映画というのはこのようなものなん…

車選び

今日も車のディーラへ。 もはや日本車のメーカーは全て行き尽くし、外国車まで広げて探している。 技術的にはきっと日本が一番なのかもしれないが、 それでも納得がいかない。 外車に乗った時、海外にいるような未知な世界を楽しめた。 ドアを閉めた時の重い…

車選び

12年も乗った車の買い替えを考えていて、ディーラー巡りを毎週している。 今の車。 よく走ってくれました。 色んなところに行ってくれました。 大きな故障もなく事故もなく、本当によく働いてくれました。 とてもいい車で大好きでした。 次車もそうであっ…

スポーツとは

スポーツの世界でさえ、汚い強い力が弱いものを潰して行く。 弱い者は自分の心を押し殺し、その汚い力に従うしかない。 きっと、先には明るい世界があると信じて。 大泣きしていたという。どんな思いを抱いたのだろう? 悔しかった、そうあって欲しい。 そし…

アメリカ人青年

夫の仕事の関係で、丸一日アメリカ人青年と一緒に過ごした。 とてもアメリカ人らしからぬ子で、今でも不思議な気持ちである。 とても気を使うし、礼儀正しくデリケートな青年というのが第一印象。 全くもって自己主張をしない、アルコールは飲まない、スポー…

ゴミ置場

東京の実家は今やごみ収集は自宅前になっている。一軒一軒収集してくれるのだ。 最初聞いた時はとても驚いた。そこまで出来るんだと。 ゴミ置場の管理が出来ないという理由からのよう。カラスや猫らが荒らすので。 逆にここでは、毎週2回の掃除当番がある。…

野球少年

イガグリ頭の野球少年が英語の勉強に悪戦苦闘している。 イライラし、脳みそで考えてないと思われる場面もしばしば。 多分、落ち着いて冷静になれば何でもない問題もあるだろうに。 自宅に帰って来て、思い出したことがある。 勉強が始まってしばらくして、 …

自分がそこにいるかの如く

仙台にいる頃の犬友の映像を見ていた。 毎日上げられる犬ブログの記事にはたまに映像もある。 可愛い黒柴の女の子がテニスボールを追いかけて、口で捉えて、戻ってくる。 そんな普通の犬の戯れだが、その犬の走っている場所が特定出来る。 私も愛犬を連れて…

南北首脳会議

南北首脳会議をテレビ越しにかたずを飲んで見ていたのだが、 あの時の言葉をまた思い出した。 アメリカに住んでいる時にクラスメイトの韓国人が北朝鮮との関係を、 我々は同胞であるのでとても残念なことと強調していた。 その時は、立場が違うとこんなにも…

苦手な人

この歳になっても苦手な人をとても敬遠してしまう。 それでいいのかとも思うのだが、少し情けなくなる。 苦手な人はどこまでも自分のやりたい事を今日も語ってきた。 我々と会うためにやって来るのだが、自分のことをまくし立てる。 勝手に決めてゴメンねと…

never give up

また、ヨガの先生からとても素敵な話を聞いた。 彼女自身が12年〜13年かかってやっと出来るようになったポーズが あったという事実。そのポーズはでんぐり返しを伸身で行う動き。 私はそのポーズを先生の半分ぐらいの年月でマスター出来た。 ヨガを長年…

動き多々

愛犬のガン誤診断で心がジェットコースターに乗ったかのように急降下からの急上昇。 その後、両親の来訪。なんだか今年は身辺の動きが激しいような気がする。 その前は夫が突然イタリアに仕事で2週間ほど出かけるということも。 車の買い替えで、車種選びも…

禁止公園

週末、ある海浜公園に犬の散歩に出かけた。 犬がおしっこをした途端、大音量で「犬はリードを短く持ち、糞の処理も怠りなく」 とスピーカから流れて来た。どこかで見てるのかと思うほどのタイミングで。 歩道脇には5メートルおきぐらいに禁止事項の看板が美…

a way with words

KPBSというアメリカの公共放送のラジオをよく聞くのだが、 ある番組に遭遇して思い出した。 現地の日曜日の昼過ぎに放送されている"a way with words"というプログラム。 聴衆者が言葉に関する質問を投稿し、専門家がそれに答えるというもの。 日本の「こど…

夢みる子ちゃん

15年以上も前にアメリカで出会った女の子が東大生になっているという。 ご両親が医者という家庭の子供だからと、納得してしまうのは 間違いではないと思うのだが。 その頃は彼女はまだ幼稚園生。 最初に出会った時は、かわいらしい想像の世界の中を英語で …

オリンピックに棲む魔物

宮原知子さんがとても好きなのだが、 朝の情報番組で紹介されていた、素敵なエピソードにまた心が惹かれた。 彼女の高校卒業時の卒論(そんなことやるのか)の題材が 「オリンピックに棲む魔物についての研究」だったそう。 私もとても興味がある。 どんな内…

犬の結末

散歩でたまに会うお爺さんが引っ越しするので、犬が飼えなくなる。 保健所に連れて行くとさらりと漏らした。 保健所に相談するように説得したのだが、ダメだったようだ。 役所の保護犬のサイトにその爺さんの犬が載っていた。 ここから20キロぐらい離れた…

恥を知れ

米国フロリダの高校で、また銃により命が奪われた。 子供達が立ち上がり、銃規制への抗議集会が行われたが、 そこでの女学生のスピーチの一節がダイレクト過ぎて心を掴まれた。 大統領がライフル協会から得ている献金の金額を 失われた学生の数で割り、若者…