やる気
やる気の全くない子に教えることに疑問を感じている。
無理矢理に勉強を教えて何になるのだろうと思っている。
その時間を自由時間にしたらどうなるのだろうか?
そのほうがよっぽど彼らにとって幸せで有益になるのかもしれない?
お好きなように
夫から昨晩「お好きなように」と言われた。
どうも肯定的に捉えられないのは、私がひねくれているせいか?
OKを意味しているのだが、その日本語に隠されているニュアンスは
突き放した、呆れ果てたという含みがあるような。
どうなんだろう?
調べたらこんな意味があると出てきた。
好き勝手に ・ 勝手に ・ 自分勝手に ・ 気ままに ・ 自由気ままに ・ お好きに ・ 思うままに ・ 自由気儘に ・ 何不自由なく ・ 敵なしの状態で・ わがもの顔で ・ 我が物顔で ・ 自分の都合で ・ 自分自身の都合で ・ 自分の勝手で ・ 自分の勝手に ・ 気分次第で ・ 思うがままに ・ 風の吹くまま気の向くままに
やはり良い意味ないな。
カメラを止めるな
制作費300万円の映画が日本中の話題をさらうのはとても愉快だ。
夢や希望を与えてくれる喜ばしいニュースで痛快だ。
構成が素晴らしく、役者のキャラも立っていた。
彼らが無名だということにも大拍手を送りたい。
こんな普通の娯楽映画がもっともっと見たい。
本
子供の頃、本を読まない子だった。
母が見かねて私が3〜4年生の頃、私を学校の読書サークルに入れた。
私は本を読んでいるといつの間にか他の事の空想を始める子供だった。
だから本の内容は頭に入らなかった。
よーく覚えている。
その読書サークルでの一場面が鮮明に目に焼き付いている。
その日の課題図書は題名は忘れたが、とても夏らしい装丁で動物の名前が入っていた。
みんなが輪になって机を並べている。
内容をよく把握出来なくて参加している私は、とても気まずい思いだった。
自分の発言の番が回ってくるのを緊張して待っていた。
忘れられない光景。
今は本を読む。集中出来ない時もあるがそれでも読む。
tattoo
私も書いておこうtattooについて。
私にとってtattooは刺青ではないという感覚だ。
日本では歴史的にその筋の方々の象徴のように刺青が存在してきたのだろうが、
私にはとてもそれが、狭い狭い見方であるとしか思えないのだ。
今はファッションの一種。
いや、その人のアイデンティティの一部としてtattooを入れるという思いがあり、
何かの証を自分に刻みたいという永遠の願いから入れるのではないだろうか?
私がtattooに関して一番何に憤りを感じているかと言えば、
tattooを入れている人たちを排除する公共の場があるということ。
あの張り紙を見るたびにとても悲しく、
世界に対して恥ずかしい気持ちになる。
土が詰まった爪先
夕方遅く塾にやって来た野球少年に、
「イエ、練習があったんで」と。
そうか、甲子園を目指す子供達は試合など見ずに自分の練習をしてるんだ。
試合を観戦出来ているのは外野の人々だけなんだ。
そんな彼が英語で苦労している。
名詞の複数形のSと動詞の三人称単数のSのつけ方が混乱している。
彼の論理だと2つ以上だとSがつく。
だからweやtheyの一般動詞にSがつく。heやsheは一人だからSがつかない。
とても論理的だ。
名詞と動詞の違いを分からせることをしなければならない。
これで3回ぐらい説明したのだが、まだ彼の論理から抜け出せていない。
何か彼がハッとして覚えられる説明はないもんか?
耳がいいので、リスニングから違いを理解させることが出来ないか?
もしや、学校で習ったところまでしか彼の頭には入らない仕組みになっているのか?
真っ黒に日焼けした体と、彼の爪に入り込んだ泥がぐっと私の心を捉えた。