究極のいい質問

 

先日、教え子が「なんで勉強するの?」と静かに言った。

 

私は流れるように自然に対処した。

茂木健一郎さんの言葉の受け売りだが、「将来のためだよっ」って言ってあげた。

彼にはその答えが分からないけど、分かったような気持ちだったと想像する。

 

子供たちからよく聞く「好きなことがないんだよー」って、その後言ってたけど、

私は彼にはとてつもない才能のかけらがいっぱい見える。

 

彼からその言葉が出るとは、当然のようにも感じた。

教室の中を好きなように動き回り、空想にふけり、創作活動に余念がない。

集中力がないように一見みえるが、その瞬発力はすごいもののように思える。

 

何しろ彼のいいところは、いろいろな事を疑問に思う事。

 

だいぶ前だが、英語の指導中になぜか「大きな古時計」の手話を教えてくれた。

 

遠いところの死

 

芸能人の死亡のニュースが、少なからず私の心にも影響を与えている。

 

遠いところの死であるにもかかわらず、テレビ、ネット、

時間があるので目にすることが多かった。

 

いろいろな思いや考えが入り混じるが、

ひとつの大きな悲しみは、隠れている彼女の親御さんとご姉妹のこと。

 

妹を亡くした私には、ご両親とご姉妹の思いを想像すると心が痛い。

癒しには長い時間を過ごさなければならないので。

 

「花戦さ」

 

花の力はこの上なく強いことを、

思い起こさせてくれる映画だった。

 

花は野山を彩り、季節を彩り、人の心を彩る。

泣きそうなほどの喜び

 

夫は学生時代YMOに射抜かれバンドを組み、自分ではテクノの曲を作っては

崇拝する坂本龍一の番組にデモテープを送っていた。

 

2回ほどオンエアーされたようなので、そこそこの音楽の才能はあったようだ。

若き日、その道に進むか、今歩んでいる科学の道を進むか、迷い悩んだと

進路指導の学生セミナーの原稿に書いていた。

 

あれから30年ほどの長き年月が経ち、

彼に今日、見知らぬ人からメイルが届いた。

 

彼の曲のファンからだった。

久しぶりにyoutube(に上がっていることすら奇跡)で彼の曲を聞き、

facebookで彼の居所を調べて連絡を取ってくれた。

 

30年も昔の話だ。

一回ぽっきりのラジオから流れる素人が作る曲に、青春の血潮を燃やし

覚えていてくれる人がいるんだよ、この世の中。捨てたもんじゃない。

 

なんだか私が嬉しくて泣きそうだ。

まさしく、情熱を込めてやった仕事は見ててくれ評価してくれる人がいるんだ。

 

深夜放送が流行った良き時代を懐かしく、あの頃はよかったと嘆くが、

SNSが今あってこのような幸運が舞い込んでくれる。

いい時代を生きているような気がする。

 

プライド

 

4歳児の女の子。

現在、英語の存在を表すbe動詞を学んでいる超エリート。

 

先日、彼女が「大文字」と書かれていたのを「だいがくせい」と読んだ。

その時、教室には生徒は彼女ひとりと私を含めて先生である大人が3人。

 

私はその状況がかわいくてクスクス笑いながら訂正した。

その他の先生方からも笑みがこぼれていた。

 

しばらくして突然彼女が泣き出した。

最後まで何も言わず大声で泣いた。

 

おとな3人で寄ってたかって彼女の間違えを詰ったと捉えたのだろうと私は察した。

そんな意味で笑ったのでないことを伝え、「ごめんね」と謝った。

 

そして、間違ってもいいことを力説した。

自信を持って欲しいことを伝えた。

 

いつも100点満点の優等生の彼女。

失敗を恐れないで欲しい。

人の目を気にして失敗に怯えないで欲しい。

 

 

一流のおもてなし

 

先日、ある北海道の高級ホテルに泊まった。

 

ホテルロビーは東京ドーム(いつも思うがピンとこない例え)の

半分ぐらいはあるだろうか?

 

全面ガラス張り。

 

子供用ベットになるであろう大きさのソファーが贅沢な間隔で置かれている。

 

目を見張ったのは、点々と活けられた花々。

決して華美ではないが、壮大に清楚に今活けたと思わせるほど新鮮に。

 

内装や装備品には文句のつけどころがないことは、ある程度予想通りだが、

とてもたまげたサービスがあった。

 

ホテルからキャリーバックを自宅に送ったのだが、

ホテルの部屋まで引き取りに来てくれ、ここでちょっとびっくり。

 

さらに、超特急で届いたビニールで完全防備されたキャリーバックを

部屋に入れる前にコロコロ部分を拭こうとした瞬間、あれあれ?

 

確か、泥だらけだったのに買ったばかりのようにツルツル。

ホテルの方がどうやって磨いてくれたのか、きれいに掃除してくれた。

 

これこそが一流のおもてなし。日本人なら分かるはず。

 

ボリショイバレエ

 

ボリショイバレエが来るというので、それなら最高峰のプリマを見たいということで、

ザハロアの「ジゼル」を観た。

 

めぐまれた体型に鍛えられた身体。

バレエの柔軟性を、優雅に可憐に最上級の美しさに七変化させてくれる。

それにはものすごいパワーが必要なことを忘れさせるぐらい。

 

とにかく華がある。近寄りがたい位の気品がある。

 

衣装も背景もシンプルに枯れたイメージ。

 

しかし、水を差すような開演前の安倍首相の挨拶。

ロシアとの関係を密にしている一貫のようであるが、

「私の話より一秒も早く舞台を見たいと思っていると思いますので、」

というコメントに会場からは大拍手。

 

拍手が政治手腕に対する帰れコールであって欲しいと願うのは、私だけであろうか?

 

 

 

からだ

 

先日、夜のヨガクラスでクスッと笑う場面とフフとほくそ笑む場面があった。

 

私のヨガティーチャーは60代の女性。

その旦那も70才で元整体師、今はヨガや気功の先生。

二人ともブリッジや前後開脚まで美しくこなす。

 

その夜はなぜか旦那さんもクラスに参加し、自分もヨガをしながら、

ちょいちょいクラスに口を挟む。

「私のクラスに口出さないで」という心の声が響く。

 

旦那先生が、前屈で奥さん先生に補助を頼んだ。

エチケットとしてタオルを持参し背中にかけて補助をしてもらうのだが、

私は未逃さなかった、背中にかけられたのが雑巾だったのを。プププ。

夫婦とはこんなもんって思った。

 

そんな夜、私は後屈からのブリッジを壁を使って練習していた。

旦那先生からは「バネがあるなー、体が若いってことだよ」と。

奥さん先生からは「そう脚が強いんだよね」と。

 

うれし、たのし、大好きアシュタンガヨガ。

 

自然木のちから

 

今日、ダイニングテーブルを探しに産地である大分県日田市まで足を運んだ。

九州ではタンスは大川、脚物は日田と言われているそう。

 

そこですばらしい話を聞いた。

日田市の小学校は自然木の机を入学時にプレゼントするそう。

6年間マイ机で勉強できる。もし希望があれば卒業時に持ち帰り自由だそう。

 

その机を見たが、木だけで作られたシンプルかつ息づく美しさを感じた。

自然木の力を見せつけられた。素晴らしい。

 

今、今日購入したオークの無垢材のテーブルの上で過ごしている。

なんと心時よいことか。

水の調べ

 

今晩のお楽しみはこれ。

 


Casa pre-fabricada (cover) Henrique e Salvador